ライトノベル

BLACK BLOOD BROTHERS 6 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 九牙集結― (富士見ファンタジア文庫)(富士見ファンタジア文庫 あざの耕平)

前の巻もすごかったけど、今回のもやっぱりすごい。 人間関係にスポットを当てた決戦前夜的なややまったりした流れから、もう後戻りができない展開への移行があまりにも劇的で素晴らしいですよ。 具体的には311ページの最後の一行、ありきたりな文章だけど使…

グロリアスドーン(1) 少女は黎明に唄う (HJ文庫)(HJ文庫 庄司卓)

ノベルジャパンで読んだ短編がそこそこ面白かったので購入。 だけどノベルジャパンの短編を先に読んだのは間違いでしたね。 色々とネタバレしちゃってたので、イマイチ楽しめなかったです。 せっかく好物の宇宙物だったのになあ。 まあでも、ネタバレを抜き…

アスラクライン〈5〉洛高アンダーワールド (電撃文庫)(電撃文庫 三雲岳斗)

ハーレム系な学園コメディ。 作者は二周目って設定忘れてたわけじゃなかったのね、よかったよかった。 細かい設定をよく飛ばす作者だから、この部分まで忘れてたのかと思ってましたよ。 あと、あとがきで微妙な書き方してたけど、次回以降は怒涛の展開でお願…

お・り・が・み 澱の神 (角川スニーカー文庫)(スニーカー文庫 林トモアキ)

ついにシリーズ最終巻。 いやもう、最終決戦だけあって素晴らしい熱さですよ。 インフレしまくりの強力キャラ達による総力戦とか最高です。 でもって、こんなに熱いにもかかわらず、要所要所に笑えるネタが仕込まれてるのがいいんですよねえ。 妙なノリが笑…

お・り・が・み 光の徒 (角川スニーカー文庫)(スニーカー文庫 林トモアキ)

毎巻のように面白いと書いてきたけど、今回のはさらにすごい、ひたすら熱すぎで読むのがとまらないレベルでしたよ。 燃えるバトルと熱いシチュエーションで魅せるって内容は変わらないんだけど、今回のはさらに磨きがかかってます。 よくぞここまで燃える展…

お・り・が・み 正の闇 (角川スニーカー文庫)(スニーカー文庫 林トモアキ)

文句なく面白いし、全体的に軽めのノリだから読んでて疲れないんで次々に読んでます。 なんかもう鈴蘭がとんでもないことになってますね。 このままどこまで突っ走っていくのかが楽しみすぎです。 てか、その分伊織が割を食って出番がなかったりで寂しいこと…

Novel JAPAN (ノベルジャパン) 2006年 10月号 [雑誌](ホビージャパン)

「これなんてドラマガ別冊?」って言いたくなるぐらい作家陣やら本の構成が似てますな。 裏表紙までドラマガと同じようにAM学院の広告だったのには笑ってしまいました。 てか、事前情報がなかったもんで、表紙の「神坂一」の文字を見て度肝を抜かれましたよ…

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2006年 10月号 [雑誌](富士見書房)

今月は異様に読むものが少ないぞ。 フルメタとBBBが載ってる限りは買うけどさ。 伝伝:むー、意味がわからん。狙いがアレすぎて面白くないっす。 スレすぺ:前後編続けて読んだけど微妙だね。スイッチに少し笑ったぐらいか。 BBB:一時期はどうなるのかと思…

お・り・が・み 獄の弓 (角川スニーカー文庫)(スニーカー文庫 林トモアキ)

一つ上で3巻を絶賛しといたけど、やっぱりこれも面白い。 軽いんだか重いんだか、わけのわからんノリがとにかく最高です。 主人公の鈴蘭もいい感じに怖くぶっ壊れてきて、ますますキャラ同士の絡みが面白いし。 徐々に明かされていく魔人の設定とか、シリー…

お・り・が・み 外の姫 (角川スニーカー文庫)(スニーカー文庫 林トモアキ)

これを読んでシリーズの残りを全部買ってしまうぐらい面白かったです。 なんといいますか、なんでもありなごった煮感が素晴らしい。 まずは散々書いてきたバカなノリ。 どのキャラも癖がありすぎの奇人ばっかりで、いちいち言動や行動が笑えるんです。 つい…

9S〈ナインエス〉II (2) (電撃文庫)(電撃文庫 葉山透)

徹底的なまでに非日常描写、というか戦闘描写ばっかりだけど、この作者は書いてて疲れないんだろうか、なんてとうでもいいことを考えつつ読了。 う〜ん、だいたい8割ぐらいが戦いで、残りの2割が陰謀ってところですかね。 作品中の時間が全然経過してないせ…

権力のワンダーランド―とりあえず伝説の勇者の伝説〈8〉 (富士見ファンタジア文庫)(富士見ファンタジア文庫 鏡貴也)

なるほど、このあたりから伝伝の短編が普通に読めるようになってきたんですね。 かつての伝伝の短編といえば人が殺せるレベルの爆発力だったわけですよ だけど最近買いだしたDMだと、普通に読めるどころか面白かったりするので不思議に思ってたんですよね。 …

お・り・が・み 龍の火 (角川スニーカー文庫)(スニーカー文庫 林トモアキ)

1巻に続けて読了。 あいかわらずバカさ加減がいい味だしてます。 ぷるぷるやファールチップみたいな一発ネタも笑えるし、ぶっ飛んでるキャラ設定から醸し出されるバカっぽさも面白いです。中でもリップルラップルが好きだなあ。 舌足らずな話し方と過激な行…

お・り・が・み 天の門 (角川スニーカー文庫)(スニーカー文庫 林トモアキ)

「2006年上半期ライトノベルサイト杯結果ページ」でシリーズ作が挙がっていたので購入。 どれが一巻なのかわかりにくい上に、その手の店を巡ってもなかなか売ってなくて大変でした。 で、さっそく読んだんだけど、これは掘り出し物の予感。 巻数が出てる割に…

9S(ナインエス) (電撃文庫)(電撃文庫 葉山透)

かなり前に電撃の新規開拓をしようとして購入。派手なアクション物が読みたくなって、ようやく読了。 まずなにより、とんでも科学な超兵器がガンガン出てきそうな設定がいいですねえ。 話の舞台が「海上に浮かぶ循環環境施設」と飛んでたり、敵が使ってる武…

憐 Ren 刻のナイフと空色のミライ (角川スニーカー文庫)(スニーカー文庫 水口敬文)

4巻完結でSF入った日常系ストーリーと、どこかで読んで購入。 したんだと思う・・・ずいぶん前のことだから、はっきりと覚えてないんだけど。 ということで、長らく積んであったものをついに読んだわけなんだけど、正直言って微妙。 まったく楽しめないわけ…

侵略する少女と嘘の庭 (MF文庫J)(MF文庫 清水マリコ)

「2006年上半期ライトノベルサイト杯結果ページ」を見て購入。 一作目、二作目と読んできて、やっとここまでたどりつけました。 なるほど、評判がいいだけあってものすごく面白かったです。 嘘3部作に共通する流れとして、不思議系のヒロインが登場して主人…

制覇するフィロソフィア (スーパーダッシュ文庫)(スーパーダッシュ文庫 定金伸治)

「2006年上半期ライトノベルサイト杯結果ページ」を見て大和っぽい雰囲気と語呂のいいタイトルに惹かれて購入、いわゆるジャケ買い。 期待してた大和っぽさはあまりなかったけど、想像以上に漢らしさがあふれる作品でした。 大量に出てくる「漢たるもの○○でな…

楓の剣!〈3〉―かげろふ人形 (富士見ミステリー文庫)(富士見ミステリー文庫 かたやま和華)

江戸っぽい世界を舞台としたコメディの3巻。 富士ミススレでも書かれてたけど、二人のLOVE度が明らかに上がってます。 まさかこのまま巻を追うごとにLOVE度が上がっていって、最後は祝言を挙げてエンドとかなったら面白いですね。 メインストーリーは1巻完結…

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2006年 09月号 [雑誌](富士見書房)

今月は異様に読むものが少ない。 てか、表紙&巻頭特集なのにザ・サードが休みってどういうことだよ。 フルメタ:ついにかなめも動き出しましたよ。やっぱかなめは元気キャラじゃないといけないよなあ。毎回どんどんとキャラが復活してきてるけど、反撃開始…

戦う司書と黒蟻の迷宮 (スーパーダッシュ文庫)(スーパーダッシュ文庫 山形石雄)

1巻と2巻の感想では「ストーリーすげええええええ」って書いたけど、今回のは「戦闘すげええええええええ」。 今までの巻では戦闘はオマケ程度だったのに今回はいきなり戦闘メインの展開で、しかも熱すぎ。 こういう展開になると、戦闘狂のハミュッツ姐さん…

君の嘘、伝説の君 (MF文庫J)(MF文庫 清水マリコ)

「嘘つきは妹にしておく」と同じ理由で購入。 前作の傾向からいってどういうオチになるのかさっぱり読めなかったから、ストーリー的にも楽しかったんだけど、今作はそれよりも青春色が強くて面白かったです。 この作者は切なくて甘酸っぱい描写が巧いですね…

ラジオガール・ウィズ・ジャミング (電撃文庫 (1288))(電撃文庫 深山森)

ラ板の電撃スレで名前が挙がっていたので購入。 むう、あらすじと巻頭のマンガから軽い話かと思ってたのに、意外と重い描写が多かったですね。 まあでも優しい街の人達とか、街の住人を守るために働く軍人とかの描写が結構多くて、全体的な雰囲気は「暖かい…

嘘つきは妹にしておく (MF文庫J)(MF文庫 清水マリコ)

「2006年上半期ライトノベルサイト杯結果ページ」を見て購入 実は何も考えずに「侵略する少女と嘘の庭」を買ったら3部作の3冊目だということを知って、この本を慌てて買ったんですけどね。 まあそれはともかくとして、この作品はとにかく先が読めなかったの…

月の娘 1 (HJ文庫)(HJ文庫 渡辺まさき)

待ちに待って待ちまくった渡辺まさき氏の新刊。 正直言って新刊はもう諦めていたので、まさか新刊が読める日が来るとは思ってもいませんでした。 まず何よりブランクが長かったのに作風が変わってないのが嬉しいですねえ。 今回のは夕なぎシリーズの魅力だっ…

スタンプ・トゥ・キル―スレイヤーズすぺしゃる〈27〉 (富士見ファンタジア文庫)(富士見ファンタジア文庫 神坂一)

昨日はフルメタの面白さを改めて感じたけど、今日はスレイヤーズの面白さを再確認。 なんといってもリナとゲストキャラの会話が面白いんですよね。 テンポよく繰り出されれるボケとツッコミの応酬が読んでて楽しいのです。 受け答えがもはやパターン化してる…

極北からの声―フルメタル・パニック!サイドアームズ〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)(富士見ファンタジア文庫 賀東招二 )

過去話が中心の久しぶりな短編集。 外伝的な過去話でこれほど濃い内容の話をもってこれるなんて、やっぱフルメタは面白いです。 徐々に現実と乖離していくって設定も改めて面白いと感じたなあ。 ただ、全体的に質が高いだけに、書き下ろしがないのが唯一残念…

戦う司書と雷の愚者 BOOK2 (集英社スーパーダッシュ文庫)(スーパーダッシュ文庫 山形石雄)

前の巻が面白かったので続けて読了。 今回のも前の巻の路線をそのまま引き継いでる感じですね。 間に過去の話を挿入しつつ現在のストーリーが進んでいくんだけど、過去と現在のクロスオーバーがよく出来てて面白いです。 話をしっかりと収束させつつ、きっち…

食卓にビールを〈5〉 (富士見ミステリー文庫)(富士見ミステリー文庫 小林めぐみ)

いつもどおり不思議で予測不能な展開が面白いです。 このカオスな感じが少しでも伝われば、ということで各話感想を並べてみる。 イカ:"イカ"を並べた文章に感服。もともと軽いノリの作品だけど、この話はさらに軽妙でいいっすなあ。 ジーン:最初のゲーム話…

DRAGON MAGAZINE (ドラゴンマガジン) 2006年 08月号 [雑誌]

この中途半端な表紙は何なんだろうか。 普通にBBBだけでいいじゃないか・・・ BBB:いったいこの話はどこまで行ってしまうんだろうか。連載分の短編を読んでなくても楽しめるという次の長編の内容が見当つかん。とりあえず今回の話は後半が完全にギャグにな…