BLACK BLOOD BROTHERS 6 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 九牙集結― (富士見ファンタジア文庫)(富士見ファンタジア文庫 あざの耕平)

BLACK BLOOD BROTHERS 6 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 九牙集結― (富士見ファンタジア文庫)
前の巻もすごかったけど、今回のもやっぱりすごい。
人間関係にスポットを当てた決戦前夜的なややまったりした流れから、もう後戻りができない展開への移行があまりにも劇的で素晴らしいですよ。
具体的には311ページの最後の一行、ありきたりな文章だけど使うタイミングが最高すぎますって。
なんかもう、その後は常に「キター」って感じでした。
とりあえず陣内ショウゴが前巻に続いてカッコよすぎです。
あと忘れちゃいけないのが、あざの氏お得意の最初の2ページマジック。
今回は一捻りしてあったけど、とにかく強烈なインパクトで最高ですな。


と、そんな感じでシリーズの今後がますます楽しみになる6巻でした。
ミミコとジローの関係も一歩踏み込んだことで、この二人も今後どうなるのか楽しみだしなあ。
引きもかなり鬼だったし、早く続きが読みたいですよ。