9S(ナインエス) (電撃文庫)(電撃文庫 葉山透)

9S(ナインエス) (電撃文庫)
かなり前に電撃の新規開拓をしようとして購入。派手なアクション物が読みたくなって、ようやく読了。
まずなにより、とんでも科学な超兵器がガンガン出てきそうな設定がいいですねえ。
話の舞台が「海上に浮かぶ循環環境施設」と飛んでたり、敵が使ってる武器もハッタリがいい感じに効いてたり。
こういうの大好物なんで、なんかもうこれだけで続きが読みたくなってきます。
キャラにしても、これまたハッタリの効いた胡散臭い能力持ちのキャラばっかりで好みですね。
「特殊能力を持ってないキャラはやられ役の雑魚なんだよ」とばかりに、一部の能力持ちキャラばかりが活躍する割り切りが、むしろ気持ちいいです。
ストーリーや演出も普通に楽しめる程度だし、前述したようなハッタリ具合が好きなんで続きを買うことにしてみます。


あとどうでもいいけど、巻頭カラーの最後のイラストがどんなシーンで出てくるのかワクテカしてたのに、結局出てこなくて残念。
過去話は次巻以降ってことか。
さらにどうでもいいけど、なんかこれ読んでてエヴァな空気を感じたなあ。
ハッキングとか突入とか、ものすごく劇場版ちっく。