ペリペティアの福音〈上〉聖墓編 (ソノラマ文庫)(ソノラマ文庫 秋山完)

毎度妙な紹介のされ方をしているけど、今作は「SFメルヘンの旗手が放つ感動大作」だそうです。
感動は最後まで読んでないからノーコメントとしても、スペースオペラしていてハードな描写が多いので、どのあたりがメルヘンなのかよくわからんかったけど。
内容は宇宙の覇権を賭けた葬式会社と製薬会社の争い。
新米葬祭司補ティックが最高大司教の代理としてフォークト大帝の葬儀に任命され陰謀に巻き込まれる、という感じ。
個人的にはティックのヘタレ具合がなかなか好きです。
古の偉大な大帝フォークトの謎を中心として各勢力の思惑やいかに! というところで中巻に続く。
普通に続きが気になるので、続けて中巻を読むことにします。