再始の女王―抗いし者たちの系譜 (富士見ファンタジア文庫)(富士見ファンタジア文庫 三浦良)

再始の女王―抗いし者たちの系譜 (富士見ファンタジア文庫)
元勇者が魔王になって皇帝となり、謀略で世界を統治する話の4巻。
この巻でストーリーが一区切りだそうだけど・・・三浦氏がこのまま消えてしまわないことを祷るばかりです。
富士見だと音信不通率が高い作風な気がするので。


と、話が脱線しかけたけど感想を一言でいうと
「サラ様 かっこええええええええええ」
謀略を駆使する黒いサラ様ももちろんカッコいいんだけど、今回はなんといっても序盤の戦闘シーンがカッコよすぎ。
ただ殴りあうだけじゃなくて、駆け引きの奥が深いのがたまらんです。
あとカッコいいといえば、ハチドリこと将軍のウィチィロボトリ。
可愛い見た目なのに行動が熱いっていうギャップが好きですよ。
それから、ストーリーについてはまあまあだったかな。
スポットが当たるテーマについて関心がなかったというか、話の中心にしては設定がイマイチだったというか。
個人的にはちょっとラストも消化不良気味だったかなあ。