狼と香辛料 (3) (電撃文庫)(電撃文庫 支倉凍砂)

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)
前の2巻は商売要素薄めの手に汗握る展開だったけど、今回は商売要素多めの手に汗握る展開ですね。
ドキドキしながら読み進めつつ、終わった瞬間にはニヤニヤがとまりませんでしたよ。
いやあ、ホロはやっぱり素晴らしいヒロインですな。
ホロとロレンスの距離がだんだんと近づいていっているけど、このまま近づき続けると悶え死ぬ日が近いかもしれんね。
それはさておき、個人的には商人という設定を活かしているって点で、今回の方が好きかなあ。
もちろんどっちも面白かったし、状況がそれぞれ違うって意味ではまったく別の面白さとも言えますがね。
クローズアップされがちなホロだけじゃなくて、ストーリー面でも十分すぎるほど面白いのがこの作者の魅力だよなあ。