それでも町は廻っている 2 (ヤングキングコミックス)(ヤングキングコミックス 石黒正数)

メイドが表紙にいながらも、全然メイドが重要なファクターじゃない下町コメディ。
1巻を読んで完全にはまったんだけど、2巻も予想を裏切ることなく面白かったです。
買ってきて早速読んで爆笑、さらに読み直して爆笑ってのはそうそうできることじゃないですよ。
とにかく発想とかキャラの表情とか、ギャグのセンスが見事にツボに入って最高です。
どの話も面白かったけど、あえて一つ選ぶなら17話の「出張メイドサービス」かな。
真田の決断したときの表情とか、さりげなく使われてる先輩の鈍器とか、最後のコマの歩鳥の表情とか、声を上げて爆笑してしまいましたよ。
あと、死をテーマにした13話・14話の「それでも町は廻っている」も意外性があって面白かったですね。
一度目に読んだときは意外すぎてピンと来なかったけど、あとがきを読んでから再読したら妙に納得してお気に入りに。
もちろん下町コメディを期待してるんだけど、たまにはこういう話もいいですね。