天を騒がす落とし物―封仙娘娘追宝録 (富士見ファンタジア文庫) / 嵐を招く道士たち―封仙娘娘追宝録〈2〉 (富士見ファンタジア文庫)(富士見ファンタジア文庫 ろくごまるに)

新刊発売記念に再読、というわけではなく普通に初読み。
主人公の仙人 和穂が誤って人間界に落ちてしまった726個の宝貝を回収する話。
宝貝の数があまりにも多いので、どう話を終わらせるのかだけでも気になる作品。
内容は「ある条件内でいかに切り抜けるか」的なものが中心で面白い。
戦闘でピンチになっても、安易に誰かが助けにきたり、突然能力が目覚めたりしないあたりが妙に新鮮。
面白いからどんどん読み進めていくつもりだけど、新刊出るまでに全部読めるかなあ。


それにしても、作品的に時代を感じる、というか最近の作品と比べると地味に感じる。
もし発売されたのが最近だったら「一部には人気あるけど売上不振で打ち切り」な流れになってしまいそう。
某夕なぎみたいに・・・